小学生への宿題セットに書写があります。
(小学生新聞の天声こども語を5、6年生に書写してもらっています)

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以前は授業始まりのときに書写の時間を設けていたのですが、
それなりの時間を使ってしまうので現在は宿題としています。
かかる時間ですが、初めてやる生徒だと30分以上の場合もあります。
慣れてくると15分かからずに書けるようになってきます。

かなり以前には書写の効果について、どうなんだろうって感じでおりましたが、
やはり書くという行為は大きいなというのが現在の実感です。
正しい文を写すことで、頭に正しい言葉使いが入ってきます。

写すだけながら、国語力の状態が如実に表れます。

助詞や助動詞の間違えが顕著にでます。
普段使っている文法の誤りが出てきてしまうのですね。

また、ミスの傾向も出てきます。
漢字間違いの多い、送りがながあやふや、きっちり抜き出せない、読みが甘い、
など。

そして、性格もでてきます。

講師側にとって、指導材料がたくさん得られます。
問題を解く作業ではなく、
写すだけというシンプルな作業から得られる情報はなかなか有用です。
どちらの作業にも共通の部分が発見できると妙に納得したり。

何となく読んでいるより、書くと気づきがあるものです。

国語の要素だけでなく、
理科や社会の話題に触れることになるのもいいことかなと思っています。


習っていない漢字を書くこともあるので、
書き順は気になるところですが、
「習っていないものでもやってみようという気持ち」の方が大事だと考えます。
みんなが知らない漢字を覚えたとか、わかるの方が漢字に興味持ちますよね。
結果的にそうなれば書き順も気にするようになるでしょう。


書写だけでなく、
タイトルを考えてもらったり、
自由に感想を書いてもらったりと指導の幅も増やせます。